病害虫名 白色疫病
1 発生作物 たまねぎ
2 発生地域 泉州全域
3 発生の状況
大阪府の泉州地域の4月前半の平均発病株率(過去5年間平均)は0.5%に対し、今年4月12日現在の発病株率は以下のとおり。
4カ所で過去5年間平均を大きく超える発病株率で高い値となっており、今後の気象状況によっては発生増加が懸念される。
調査地点 |
発病株率% |
阪南市鳥取中 |
28.0% |
岸和田市阿間河滝町 |
20.0% |
各調査地点2ほ場 1ほ場あたり25株
泉州地域植物防疫協力員からの報告では、6件中4件で発生が報告されている。
4 防除対策
(1)ほ場の状況をよく観察し、適期に防除する。
発生を認めたら、下記の薬剤を散布する。
現在、発生のないほ場でも、予防的に下記の薬剤を散布する。
薬剤により使用時期が違うので、ラベルをよく読んで適期に散布する。
(2)薬剤を散布する時は、周囲に飛散しないよう注意する。
(3)以下の薬剤を参考とする。
(予防的に散布する剤)
ジマンダイセン水和剤(400~500倍 3日前/5回)
フェスティバルC水和剤(600~800倍 7日前/3回)
(発生を認められたら散布する剤)
リドミルMZ水和剤 (500~750倍 7日前/3回)
ホライズンドライフロアブル (2,500倍 3日前/3回)
プロポーズ顆粒水和剤 (1,000倍 7日前/3回)
*ジマンダイセン水和剤とリドミルMZ水和剤は、同一成分(マンゼブ)を含むので 合わせて5回以内とする。
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