病害虫発生予察注意報第1号
(平成22年4月14日)


                                       
 病害虫名 白色疫病
1 発生作物  たまねぎ

2 発生地域   泉州全域

3 発生の状況
 大阪府の泉州地域の4月前半の平均発病株率(過去5年間平均)は0.5%に対し、今年4月12日現在の発病株率は以下のとおり。
 4カ所で過去5年間平均を大きく超える発病株率で高い値となっており、今後の気象状況によっては発生増加が懸念される。
調査地点 発病株率%
阪南市鳥取中 28.0%
岸和田市阿間河滝町 20.0%

 各調査地点2ほ場 1ほ場あたり25株
 泉州地域植物防疫協力員からの報告では、6件中4件で発生が報告されている。

4 防除対策
(1)ほ場の状況をよく観察し、適期に防除する。
 発生を認めたら、下記の薬剤を散布する。
 現在、発生のないほ場でも、予防的に下記の薬剤を散布する。
 薬剤により使用時期が違うので、ラベルをよく読んで適期に散布する。
(2)薬剤を散布する時は、周囲に飛散しないよう注意する。
(3)以下の薬剤を参考とする。

(予防的に散布する剤)
 ジマンダイセン水和剤(400~500倍 3日前/5回)
 フェスティバルC水和剤(600~800倍 7日前/3回)

(発生を認められたら散布する剤)
 リドミルMZ水和剤     (500~750倍 7日前/3回)
 ホライズンドライフロアブル (2,500倍   3日前/3回)
 プロポーズ顆粒水和剤    (1,000倍   7日前/3回)

*ジマンダイセン水和剤とリドミルMZ水和剤は、同一成分(マンゼブ)を含むので 合わせて5回以内とする。

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