はじめにお読みください
(ご利用に当たっての注意点等)
- 本指針は、病害虫防除等に当たって、環境への配慮や安全性の確保、農業生産コストの低減等のため、総合防除の観点から農薬による防除だけではなく、環境にやさしい病害虫防除に重点をおいて作成しています。
- 本指針は各章ごとに分かれたページで構成しています。
- 内容はPDF文書とHTMLで公開しています。閲覧と印刷ができます。
スマートフォン等携帯端末での閲覧の視認性を配慮して順次各項目のHTML化も進めていきます。
PDF文書をご覧になるには、Adobe Readerが必要です。
- 新たにPDF文書およびHTML内の各農薬名に農林水産省ホームページの農薬登録情報提供システムhttps://pesticide.maff.go.jp/の該当農薬へのリンクを設定しました。防除指針に収録した登録内容以外の登録内容もそちらから参照できます。
- 掲載した農薬はすべて、その作物の登録農薬の中から試験研究等の成績や府内での流通状況調査結果に基づき、検討の上、低毒性農薬である普通物を中心に代表的なものを選定しました。
また、同一、同系統農薬の連用は、病害虫に耐性及び抵抗性が発現する恐れがあるため、体系防除を勘案して農薬を選定しました(系統名及びIRAC・FRACコード*1を参考に分類*2)。
- *1 IRAC・FRAC等コードについて詳しくは、
- JCPA農薬工業https://www.jcpa.or.jp/labo/mechanism.htmlをご覧ください。
- *2 あわせて「農薬の系統について」を参照ください。
- 農薬の使用法については、使用者が遵守すべき基準(使用基準)により記載しています。
農薬の記載は以下のようにしています。
薬剤名 毒性 RACコード 【希釈倍率または使用量 使用時期/使用回数】
例:A乳剤 劇 1B 【1,000倍 21日/2回】
B粒剤 M1 【3kg/10a 定植時/1回】
・毒性……
劇物に指定されている場合は「劇」と、毒物に指定されている場合は「毒」と表示。
(普通物の場合は表示していません)。
・RACコード……
薬剤の作用機構分類による系統を表示。表示しているRACコードと系統名は、
「農薬の系統について」も参照してください。
薬剤の抵抗性、耐性を生じにくくするため、同一RACコードの農薬の連用は避けましょう。
・希釈倍率または使用量 ……
水和剤・乳剤等は、使用時の希釈倍数を表示。
粒剤や粉剤等の場合は、10a当たりや1株当たりの使用量を表示。
・使用時期……
「○日」の場合、収穫○日前まで使用可能。
「前日」の場合、収穫前日(24時間前)まで使用可能。
「定植時」や「は種時」と表記する場合もあります。
「−」の場合は、制限が定められていません。
例: 21日/2回 ・・・ 収穫21日前まで2回以内
定植時/1回 ・・・ 定植時に1回まで
・使用回数……
1作(注)に同じ農薬を使用できる回数。「−」の場合は、制限が定められていません。
但し、異なる農薬名の農薬でも同じ有効成分を含む場合があります。有効成分ごとの総使用回数も別途定められているのでご注意ください。
(注)1作とは、は種から収穫終了までの期間を示します。果樹等永年性作物の場合の1作は、前作の収穫終了から今作の収穫終了までを示します。
- 大阪府農作物病害虫防除指針では、大阪府における主要農作物について病害虫の防除方法を紹介しています。
農薬使用法については、使用基準の正確な記載に努めています。
不備が判明した時は、直ちに本指針をアップデートし正確な記載に改訂します。
お気づきの点がありましたら、当HPのトップページにある連絡先へご連絡ください。
- 最新の登録内容については、農林水産省ホームページの農薬登録情報提供システム https://pesticide.maff.go.jp/で確認してください。また、農薬の使用方法にあたっては、必ずラベルの記載内容を確認してください。
- 大阪府農作物病害虫防除指針は、農薬登録情報変更等に応じ、掲載農薬の記載内容等を順次アップデートします。
・PDFページのヘッダーにアップデートの日付を表示
・改訂点はアップデート毎に「アップデートの履歴」ページに記載
アップデートの履歴情報の区分は、変更(登録変更に伴う変更、基準値改訂に伴う変更等)、削除(登録失効に伴う削除)及び訂正(誤記載の訂正)等です。
- 登録失効農薬について
- おすすめサイト
- おすすめメールサービス
大阪府病害虫防除メールサービス
おおさかアグリメール((地独)大阪府立環境農林水産総合研究所)
2023/06
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