6月5日現在の調査で、取り置き苗が放置されているほ場は、河内・上都賀・芳賀地区でやや目立ちました。6月14日現在いもち病の発生は確認されていませんが、6月に入って感染好適日が出現し、特に、6月11日には県南部・県央部と広範囲に感染好適日が出現しました。これまでの気象経過と今後の気象予報から、今年のいもち病の発生は、時期は早く、発生量はやや多いと予想されます(いもち病菌は、平均気温19〜25℃で雨が多く、日照不足の時に発生しやすい)。
本田での葉いもちの伝染源となる取り置き苗を早急に処分して、いもち病の発生を防ぎましょう。
今年のいもち病の感染好適日判定(●が感染好適日)
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1 取り置き苗は、本田での重要な伝染源になるのでなるべく離れた場所で苗をひっくり返して枯らしましょう。
2 いもち病の常発地で箱施用剤を使用していない場合は、早急に、次のいずれかの薬剤で予防しましょう。
オリゼメート1キロ粒剤 1〜1.3s/10aコラトップ粒剤5 3〜5s/10aフジワン1キロ粒剤 1s/10aオリブライト1キロ粒剤(初発後も効果あり) 1s/10a
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