現在、大豆カメムシ類(イチモンジカメムシ、アオクサカメムシ)の予察灯での誘殺状況は7月中旬から平年に比べ、1週間程度早く、発生量も多くなっています。今後、大豆には稚莢期から飛び込みが始まり、落莢被害を発生させたり、子実への加害並びに品質の低下が予想されますので適切な防除が必要になってきています。
1.以下のいずれかの薬剤をまず稚莢期に散布し、カメムシの発生を見ながら7〜10日おきに2〜4回の防除を行いましょう。(10a当たり、 粉剤は4s、粒剤は4〜6s、乳剤は150リットル散布する。
薬 剤 濃 度 適正使用基準 カルホス粉剤(蚕) 14/2 スミチオン粉剤 21/4 スミトップM粉剤 21/4 ダイアジノン粒剤5(劇・魚) 30/5 スミチオン乳剤 1,000倍 21/4 バイジット乳剤(劇) 1,000倍 45/3 パーマチオン水和剤(劇・魚・蚕) 1,000倍 21/3 トレボンEW(蚕) 1,000倍 14/2 アグロスリン乳剤(劇・魚・蚕) 2,000倍 7/3 ※適正使用基準:使用可能収穫前日数/使用可能時期までの散布可能回数
詳しくは農業環境指導センターにお問い合わせください。
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