栃木県病害虫発生予察予報第７号（１０月発表）

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　予想期間：１０月下旬～１１月下旬

　予報の根拠で、（＋）は増加要因、（－）は減少要因を表す。

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　(2)根　　　拠　　・現在の発生はやや多い。（＋）

　　　　　　　　　　・今後の気象予報は発生にやや適している。（＋）

　(3)対　　　策　　・気温が高いとハウス内が多湿になりやすいので、換気やかん水に注意する。

　　　　　　　　　　・薬剤による防除は予防を基本とし、ハーモメイト水溶剤、サンヨール、フルピカ
　　　　　　　　　　　フロアブルなどによるローテーション散布を行う。

　　　　　　　　　　・発生の見られる場合はＥＢＩ剤、ポリオキシンＡＬ水溶剤などを、葉裏にも薬剤　
　　　　　　　　　　　がよくかかるように散布する。

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　(2)根　　　拠　　・現在の発生は平年並。（±）

　　　　　　　　　　・今後の気象予報は発生にやや適している。（＋）

　(3)対　　　策　　・保温開始時に下葉を除去する。

　　　　　　　　　　・ほ場をよく観察し、早期発見に努める。
　　　　　　　　　　　・発生が見られる場合はコロマイト水和剤、ニッソラン水和剤、ピラニカＥＷなど
　　　　　　　　　　　　をローテーション散布する。

　　　　　　　　　　　・第１果房収穫末期頃までは、ハダニ類の移動は少ないため、発生箇所の部分
　　　　　　　　　　　　散布も有効である。

　(4)備　　　考　　・薬剤散布に当たっては、ミツバチに対する安全日数を考慮する（他の病害虫
　　　　　　　　　　　防除も同様）。

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　(1)発生予想　　　　発生量：やや多い
　(2)根　　　拠　　・いちごでの発生は平年並だが、一部のハウスで発生が多い。（±～＋）

　　　　　　　　　　・露地野菜の一部のほ場で発生が多い。（＋）

　　　　　　　　　　・フェロモントラップへの誘殺数はやや少ない。（－）

　　　　　　　　　　・今後の気象予報は発生にやや適している。（＋）

　(3)対　　　策　　・早期発見、早期防除に努める。

　　　　　　　　　　・幼虫が集団でいるうちに、寄生葉を摘み取り処分する。

　　　　　　　　　　　・発生が見られたら、葉裏や株元に届くようにていねいに薬剤を散布する。

　　　　　　　　　　　・薬剤抵抗性の発現を防止するため、系統の異なる薬剤を使用し、ローテーシ
　　　　　　　　　　　　ョン散布を行う。

　　　　　　　　　　　・施設開口部には寒冷紗等を張り、内部への侵入を防ぐ。

　(4)備　　　考　　・施設周囲にハスモンヨトウが多発生したほ場があるときは、施設への飛来が
　　　　　　　　　　　多くなるので注意する。

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　(2)根　　　拠　　・いちごではやや少ない、トマトではやや多い発生。（－～＋）

　　　　　　　　　　・今後の気象予報が発生にやや適している。（＋）

　(3)対　　　策　　・発生が見られたら、いちごではモスピラン水溶剤、チェス水和剤を、トマトでは
　　　　　　　　　　　アプロード水和剤、モスピラン水溶剤、サンマイトフロアブルなどを散布する。

　　　　　　　　　　　・ラノーテープを使用するときは、使用量や設置高など基本事項を遵守する。

　　　　　　　　　　　・ハウス内の除草に努める。

　　　　　　　　　　　・今後作付けする場合は、定植時に粒剤を施用する。

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　(2)根　　　拠　　・平成１６年産麦（３月時点）の発生は多かった。（＋）

　　　　　　　　　　・今後の気象予報は発生に適していない。（－）

　　　　　　　　　　　・早播きしすぎると発生しやすいので、適期播種を心掛ける。

　　　　　　　　　　　・昨年被害が大きかったほ場では、作付けを避ける。

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　(2)根　　　拠　　・今年の発生は全般に平年並であった。（±）

　(3)対　　　策　　・罹病した落葉は伝染源になるので、落葉の処分を徹底する。

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　発生予想　　　　　　　　　　　注　　意　　点

・きゅうり　　べと病　　　　発生量：やや少ない 　　施設内が多湿にならないように注意する。

　　　　　　　 うどんこ病　発生量：平年並　　　　　　　　　　同　　　　　　上

・ねぎ　　　さび病　　　　発生量：やや少ない

・きく　　　　白さび病　　　発生量：やや少ない 　施設内が多湿にならないように注意する。

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○麦類種子伝染性病害（斑葉病、裸黒穂病等）の防除について

　　平成１６年産麦（５月時点）の斑葉病は平年並の発生でした。種子消毒によりこれらの種子伝
　　染性病害を防除しましょう。

　　　トリフミン水和剤、ヘルシードＴ水和剤（大麦斑葉病のみ）、ベンレートＴコートなど。

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　　　下記の農薬検査所のホームページから農薬の登録内容を検索することができます。

──────── 関東甲信地方１ヶ月気象予報（気象庁１０月２２日発表）────────

　　　　　　　　　　　　　低い（少ない）確率　　　平年並の確率　　　高い（多い）確率

　　　○気　　　温　　　　　　２０％　　　　　　　　　　４０％　　　　　　　４０％

　　　○降水量　　　　　　３０％　　　　　　　　　 ４０％　　　　　　　　３０％

　　　○日照時間　　　　　　３０％　　　　　　　　　４０％　　　　　　　　３０％

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詳しくは農業環境指導センターにお問い合わせください。