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植物防疫ニュース(速報 No.4) |
平成18年 6月15日 |
栃木県農業環境指導センター |
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畦畔の草刈りで斑点米カメムシ類の水田飛来を抑制しましょう |
水田畦畔や周辺のイネ科雑草は、斑点米カメムシ類の発生源になるとともに、水田内へ侵入するための中継点になります。このため、畦畔の草刈りや畦畔を斑点米カメムシ類の嗜好性が低い草種で被覆することで隣接した水田での斑点米の発生を減少させることができます。そこで、手軽な方法として畦畔の草刈りで斑点米カメムシ類の水田への進入を抑制しましょう。 |
[耕種的防除対策] 出穂2〜3週間前と出穂直前(草刈りしたイネ科雑草が出穂する前)の草刈りで、水稲出穂前後の畦畔のイネ科雑草の出穂を長期間抑えることにより、斑点米カメムシ類の水田への飛来を低減することができます。 |
なお、出穂直前の草刈り1回のみの場合は、斑点米カメムシ類を水田内に追い込むことになります。出穂の2〜3週間前のみの場合は、イネ科雑草が再出穂して斑点米カメムシ類が飛来するので、必ず2回の草刈りを行いましょう。 |
(滋賀県農業技術振興センター成績より) |
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詳しくは、農業環境指導センターまでお問い合わせください。 п@028−626−3086 http://www.jppn.ne.jp/tochigi/ |