六条大麦と小麦の赤かび病防除は2回が基本です |
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麦類赤かび病の感染適期は開花〜乳熟期であり、この時期に曇雨天が続き、気温が比較的高い気象経過であると急速に発生が拡大します。特に、今年は全県的に過繁茂の傾向があり、雨天後の穂の乾燥が遅れることが予想されます。 |
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・六条大麦や追肥をした小麦(タマイズミ等)は、2回防除が基本 |
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・追加防除については、気象経過に注意を払い、早めの対応をとりましょう。 |
◎ 防除適期等 |
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二条大麦:穂揃い期7〜10日後、追加防除は1回目散布の7〜10日後
六条大麦:開花始めと開花10日後の2回 、追加防除が必要な場合3回目
小麦:開花始めと開花20日後の2回 、追加防除が必要な場合3回目 |
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表 麦類赤かび病に登録のある主な薬剤(平成20年4月25日現在) |
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薬剤名 |
作物名 |
希釈倍数 |
使用時期(収穫前日数)/使用回数 |
トップジンM水和剤
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麦類(小麦を除く) |
1,000〜1,500倍 |
30日前まで/3回以内
(出穂期以降は1回以内) |
小麦 |
1,000〜1,500倍 |
14日前まで/3回以内
(出穂期以降は2回以内) |
シルバキュアフロアブル |
小麦 |
2,000倍 |
14日前まで/2回以内 |
チルト乳剤25
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大麦 |
1,000〜2,000倍 |
21日前まで/1回以内 |
小麦 |
1,000〜2,000倍 |
3日前まで/3回以内 |
ストロビーフロアブル |
麦類 |
2,000〜3,000倍 |
14日前まで/3回以内 |
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同系統薬剤の連用を避け、収穫前日数に留意して使用薬剤を選定する。 |
◎参考資料:多発年の発生状況、気象経過
平成16年と18年に本病が多発しました(5月下旬の発生ほ場率:16年84.8%,18年34.0%)。両年共、4月後半は好天に恵まれましたが、5月に入ってから曇雨天が続いたことにより、急速に発生が拡大しています。 |
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詳しくは、農業環境指導センター(http://www.jppn.ne.jp/tochigi/ )までお問い合わせください。п@028−626−3086 |
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