4 いちご、きく ハダニ類 |
(1)発生予想 |
|
発生量:やや多い |
(2)根 拠 |
・ |
現在の発生量は、いちごで平年並、きくでやや多い。(±〜+) |
・ |
気温の上昇とともに、発生が増加する。(+) |
(3)対 策 |
・ |
発生密度が高くなると防除が困難となるので、発生初期に気門封鎖系薬剤をスポット散布してハダニ類を低密度に抑える。 |
・ |
いちごでは、下葉かき作業後に、マイトコーネフロアブル、コロマイト水和剤等を葉裏によくかかるように散布する。 |
・ |
きくでは、ダニサラバフロアブル〈適用作物:花き類・観葉植物〉、サンマイトフロアブル等を葉裏によくかかるように散布する。 |
(4)備 考 |
・ |
雨よけ施設のいちご親株床では、ハダニの発生が多くなるので注意する。 |
・ |
親株床にハダニを持ち込まないように本ぽの管理作業とは別に作業を行う。 |
・ |
発生がみられる場合はランナー発生が多くなる前に、ダニの初期防除を行う。 |