植物防疫ニュース(速報 No.1)
 
     平成23年4月5日
栃木県農業環境指導センター
麦類赤かび病は適期に防除しましょう!
 
 本年の麦類の生育は3月の低温によりやや遅れています。4月1日付の気象予報によると向こう1か月の気温は平年並ですが第1週は低いと予想されているため、11月上旬播種の二条大麦の出穂期は4月第4半旬〜5半旬頃と見込まれます。
 麦類赤かび病は開花期〜乳熟期が感染適期で、開花期以降に曇雨天が続く場合には発生が助長されます。赤かび病が発生した麦は商品価値がなくなるので、麦類の生育をよく観察し防除適期を逃さず防除しましょう。










 
◎ 防除対策
 ・麦類の生育状況を良く観察し、適期を逃さない防除が重要。
 ・六条大麦や小麦は2回防除が基本。
 (薬剤耐性菌の発生を予防するため異なるグループの薬剤を使用する。収穫前日数や1回目の使用農薬に留意して薬剤を選定する)







 


















 
















 





































































 
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