斑点米発生が懸念されます!
斑点米カメムシ類の発生密度が極めて高いイネ科雑草地があります
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7月中旬のイネ科雑草地における斑点米カメムシ類発生量(県内19地点平均)は、すべての種類で平年値を上回り、地点によってはクモヘリカメムシは600頭以上、アカヒゲホソミドリカスミカメは300頭以上、アカスジカスミカメは1000頭以上(20回すくい取り)の地点もあります。特に、アカスジカスミカメの平均頭数は平年の7倍以上多く、6月下旬調査時に比べても急増しています(表1)。なお、カスミカメ類は調査19地点すべてで発生が見られました。
8月以降の平均気温は平年並〜高いと予想され、斑点米カメムシ類の発生に好適な気象が続きます。特に、水稲に割れ籾が発生している場合は、登熟期後半にカスミカメ類による吸汁が容易になり、斑点米の被害が拡大します。
水稲の生育状況、斑点米カメムシ類発生状況に応じた適切な防除を行いましょう。 |
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防除対策 |
アカヒゲホソミドリカスミカメ |
アカスジカスミカメ
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穂揃期に斑点米カメムシ類が水田内で見られる場合は、乳熟初期(出穂期7〜10日後)までに防除しましょう。 |
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その後もカメムシ類が見られる場合は、7〜10日間隔で1〜2回の追加防除を行いましょう。 |