4 トマト 灰色かび病 |
(1)発生予想 |
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発生量:多い |
(2)根 拠
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現在の発生は多い(平年比:ほ場率260%、株率450%)。(+) |
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向こう1か月の平均気温は平年並、降水量は平年並〜多い見込みで、発生に |
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やや適している。(±〜+) |
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今後、施設内が多湿となりやすく、発生に好適である。(+) |
(3)対 策
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ハウス内が多湿にならないように換気やかん水に注意する。 |
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咲き終わった花弁や発病果、発病葉は伝染源となるので速やかに取り除き、 |
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ハウス外で処分する。 |
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防除は予防を基本とし、暖房機を利用したボトキラー水和剤のダクト内投入 |
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を行う。なお、本剤は発病前からの継続した使用が効果的である。 |
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発生初期に、ゲッター水和剤、ベルクートフロアブル等を散布する。 |
(4)備 考 |
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暖房機を利用したボトキラー水和剤のダクト内投入は、他の薬剤で灰色かび |
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病の発生密度を下げてから行う。 |