調査のポイント
すくい取りの様子すくい取りの様子
発生の多い雑草地
発生の多い雑草地
(イタリアンライグラス、メヒシバ、ヒエ等)
雑草地で繁殖
耳より情報

イ ネ
斑点米カメムシ類

被 害

標準的な斑点米 カスミカメ等による斑点米
ホソハリカメムシ、シラホシカメムシ等による斑点米 アカスジカスミカメ等による斑点米

発生生態

    ア.種 類

ホソハリカメムシ シラホシカメムシ トゲシラホシカメムシ
ホソハリカメムシ(体長9〜11mm) シラホシカメムシ
(体長5〜7mm)
トゲシラホシカメムシ
(4.5〜7mm)
アカスジカスミカメ アカヒゲホソミドリカスミカメ
アカスジカスミカメ
(体長4.6〜6mm)
アカヒゲホソミドリカスミカメ
(体長5〜6mm)

    イ.発生消長 

発生消長

    ウ.発生しやすい条件

      ○周囲にイネ科植物が多い。
      ○5、6月に高温で適度な降雨がある。
      ○前年の斑点米カメムシ類の発生量が多い。

発生予察方法

    ア.調査時期・場所

      時期: 第1回 出穂期〜補揃期
           第2回 その1〜2週間後
      場所: 本田畦畔沿い

    イ.調査方法

      ○準備するもの
       捕虫網(柄の長さ90cm、網の口径36cm)、ビニール袋

      ○手順
       @ 本田の畦畔沿いを歩き50回(25回往復振り)振る。
       A 捕虫網は、口径の半分程度が穂の中に入るような高さで、左右に振り、すくった部分が重複しないようにする。
       B すくい取った虫をビニール袋に移す。
       C ビニール袋に家庭用殺虫剤を注入する。
       D その場で4頭以上いるかどうか数える。 

調査結果の診断と防除

診断と防除
こんな場合


防除方法

   ア.発生調査に基づく防除法

    ○防除と診断されたら
       登録のある粉剤を散布する。特に出穂・穂揃い期の2週間後防除と診断された時は、安全使用基準に注意して薬剤を散布する。
                                                                                        

防除のポイント

   イ.予防防除及び耕種的防除方法

    ○斑点米カメムシ類の多くはイネ科植物で繁殖するので、畦畔や休耕田等の雑草を定期的に刈り取り、密度を低下させる。
    ○雑草の刈り取りはできるだけ地域一斉で行い、イネの出穂20〜30日前までに行う。

防除のポイント