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TEL. 0857-53-1345

〒680-1142 鳥取市橋本260

イネ・ニカメイガnikameiga

イネ・ニカメイガ

被害

第1世代幼虫による葉梢の変色

第1世代幼虫による葉梢の変色

第1世代幼虫による心枯茎

第1世代幼虫による心枯茎

第2世代幼虫による被害

第2世代幼虫による被害

発生生態

ア.虫の特徴

幼虫(体長:20〜25o)

幼虫(体長:20〜25o)

成虫(体長:約12o)

成虫(体長:約12o)

イ.発生消長

紋枯病発生サイクル

ウ.発生しやすい条件

○暖冬になると越冬量が多くなり、翌年の発生量も多くなる。
○梅雨が明けても気温が低い年は、第2世代幼虫による被害が多くなる。
○果樹園等に稲わらを持ち込むところでは、そこが発生源となりやすい。

発生予察方法

ア.調査時期・場所

時期 : 第1回 6月中旬〜下旬(第1世代幼虫ふ化最盛期)
第2回 7月下旬〜8月上旬(第1世代幼虫末期)
場所 : 本田内の任意の場所

イ.調査方法

1カ所当たり25株で2カ所、計50株
第1回 : 葉梢が変色している茎数を数え、下記の計算方法により、葉梢変色茎率を求める。
第2回 : 被害株数を数える。

葉梢変色茎率の計算方法

調査のポイント

診断フローチャート

防除方法

ア.発生調査に基づく調査方法

第1回調査により防除が必要と診断されたら、直ちに登録薬剤を散布する。
第2回調査により防除が必要と診断されたら、第2世代幼虫の発生最盛期となる8月中旬〜下旬に登録薬剤を散布する。この時期は収穫前となるので、安全使用基準を確認した上で防除を行う。

イ.予防防除及び耕種的防除法

(ア)予防防除
5月中旬以降の田植えでは、育苗箱施用の効果が高く、6月中旬〜下旬の防除を省略できる。それ以前の田植えでは、防除効果が不安定なため、上記調査結果の診断に基づき、防除を行う。
(イ)耕種的防除
稲わらや刈り株の中で幼虫が越冬するので、被害がみられたほ場では、収穫後に稲わらを焼却したり、株をすき込む。
フェロモントラップ



バナースペース

お問合せ先

[稲・麦・大豆関係]
鳥取県病害虫防除所
〒680-1142 鳥取市橋本260
(Tel) 0857-53-1345
Mail: boujyot(at)titan.ocn.ne.jp
※(at)は @ に置きかえて下さい
もしくは
鳥取県農業試験場 環境研究室
(Tel) 0857-53-0721
(Fax) 0857-53-0723

[果樹・野菜関係]
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(Tel) 0858-37-4211
(Fax) 0858-37-4822