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TEL. 0857-53-1345

〒680-1142 鳥取市橋本260

らっきょう・灰色かび病haiirokabibyou

らっきょう・灰色かび病

被 害

ほ場での発生状況写真

ほ場での発生状況

葉の症状写真

葉の症状

りん茎の症状写真

りん茎の症状

葉先枯れ症状(病徴写真を参照)は白色疫病と似ており、注意が必要。灰色かび病は枯死した葉に胞子を形成する。

発 生 生 態

ア.病 徴
白点型写真

白点型

斑紋型写真

斑紋型
(胞子形成がさかん)

葉先枯れ症状写真

葉先枯れ

イ.発生消長
灰色かび病発生サイクル

ウ.発病しやすい条件
○4月が高温で5月に雨が多いと発病が多く、5月に低温であれば発病は更に多くなる。
○日陰になるような畑、多湿なところに発病が多い傾向がある。
○白色疫病の発病が多いと、灰色かび病が多発しやすくなる。
○茎葉が過繁茂しているほ場では発病しやすい。

発生予察方法

ア.調査時期・場所
調査時期 :3月下旬〜5月下旬 :概ね10日ごと調査
場所 : 本ぽ

イ.調査方法
ほ場全体で10地点を選び、1地点5株につき発病調査を行う。

調査結果の診断と防除

灰色かび病診断フローチャート

防除方法

ア.発生予察に基づく防除法
発生し始めると急速に広がるので、早期発見、早期防除に心がけ、薬剤を散布する(散布時には必ず展着剤を加用する)。使用薬剤については、地区の防除暦や県作成の主要農作物病害虫防除暦等を参考とする。なお、農薬の登録情報は刻々と変わるので注意が必要。最新の登録情報は農林水産省ホームページより確認できる。

イ.予防防除及び耕種的防除法
(ア) 多肥料、特に窒素肥料の過多を避ける。
(イ) 種球を灰色かび病発生ほ場から採取すると、ほ場を汚染される恐れがあるため、健全ほ場のものを使用する。
(ウ) 収穫残さを焼却する等、ほ場の衛生管理を徹底する。




バナースペース

お問合せ先

[稲・麦・大豆関係]
鳥取県病害虫防除所
〒680-1142 鳥取市橋本260
(Tel) 0857-53-1345
Mail: boujyot(at)titan.ocn.ne.jp
※(at)は @ に置きかえて下さい
もしくは
鳥取県農業試験場 環境研究室
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(Fax) 0857-53-0723

[果樹・野菜関係]
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(Fax) 0858-37-4822