シバ・コガネムシ類
被 害
幼虫による被害
発 生 生 態
ア.種 類
ナガチャコガネ成虫(体長:11〜14mm)
ナガチャコガネ幼虫
イ.発生消長
ウ.発生しやすい条件
○雌成虫の移動は少ないため、前年に発生の多かったほ場では発生が多くなる。
○発生が多いほ場に隣接したほ場では発生しやすい。
発生予察方法
ア.調査時期・場所
シバほ場 : 5月20日頃〜6月10日頃
イ.調 査 方 法
○手順
ほ場内を横切るように端から端まで歩き、ナガチャコガネ成虫の有無を調べる。調査時刻は夕方7時頃とし、3日間隔で調査する。
調査結果の診断と防除
防除方法
ア.発生調査に基づく防除方法
○防除と診断されたら
成虫防除
直ちに薬剤を散布する。散布はできるだけ夕刻に行う。
幼虫防除
10月下旬〜11月上旬の時期に、薬剤を散布する。
使用薬剤については、地区の防除暦や県作成の主要農作物病害虫防除暦等を参考にする。なお、農薬の登録情報は刻々と変わるので注意が必要。最新の登録情報は農林水産省ホームページより確認できる
イ.予防防除及び耕種的防除法
シバの植え付け前に、粒剤などを地表面に散布し、トラクターで混和した後に植え付ける。