アブラナ科野菜全般・コナガ
被 害
キャベツの被害
発 生 生 態
ア.種 類
コナガの成虫(体長:6mm)
コナガの老齢幼虫(体長:10mm)
イ.発生消長
ウ.発生しやすい条件
雨が少ないと発生が多い傾向がある。
発生予察方法
ア.調査時期・場所
被害植物 :5〜11月
イ.調 査 方 法
○手順
@ 被害の確認 :ほ場を歩いてほ場全体で被害の有無を調査する。
A 幼虫の種類と寄生虫数の確認 :被害がみられたら、なるべくほ場全体に散らばるように被害株を20株選び、幼虫の種類別に20株当たりの合計虫数を調査する。
調査結果の診断と防除
ウワバ類老齢幼虫
アオムシ老齢幼虫
防除方法
ア.幼虫の見分け方に基づく防除法
○幼虫の種類により農薬の登録は別々なので、注意すること。判別した幼虫に対し登録のある薬剤を使用すること。
○使用薬剤については、地区の防除暦や県作成の主要農作物病害虫防除暦等を参考とする。なお、農薬の登録情報は刻々と変わるので注意が必要。最新の登録情報は農林水産省ホームページより確認できる。
イ.予防防除及び耕種的防除法
定植時に植え穴に処理する薬剤等を施用する。
コナガの発生の少ない夏期に栽培する。