スイカ・ハダニ類

被 害

発 生 生 態

ア．種　類
イ．発生消長


ウ．発生しやすい条件
○６〜７月に高温乾燥条件が続くと発生しやすい。
○ほ場周辺に雑草が多い。

発生予察方法

ア．調査時期・場所
大型・中型トンネル栽培スイカほ場 ： ５月中旬〜収穫前

イ．調査方法
○手順
�@　初発生確認まで
ほ場周辺部にあたる株からほぼ等間隔に２５株を選ぶ。
１株当たり下位の４葉についてハダニの寄生の有無を調査する。
初発を確認するまで７〜１０日間隔で調査する。
�A　初発確認後
ほ場内でほぼ等間隔に５畝を決める。
１つの畝についてほぼ等間隔に５株を選ぶ。
１株当たり下位の４葉を無作為に選んでハダニの寄生の有無を調査する。
第１回目の防除から７日間隔で調査する。

調査結果の診断と防除

防除方法

ア．発生調査に基づく防除方法
○初発が確認されたら直ちに薬剤を散布する。
○初発確認後以降防除と診断されたら殺ダニ剤を薬剤を替えて順番に散布する。
○使用薬剤については、各地区の防除暦や県作成の主要農作物病害虫防除暦等を参考にする。なお、農薬の登録情報は刻々と変わるので、注意が必要。最新の登録情報は農林水産省ホームページより確認できる。
　
イ．予防防除及び耕種的簿除
○予防防除
ハダニの増殖場所である畦畔雑草に対して、４月下旬までに除草剤を散布する。
○耕種的防除
ハダニの増殖場所である畦畔雑草に対して、４月下旬までに草焼きを行う。

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