シバ・スジキリヨトウ
被 害
ふ化直後の幼虫による葉の食害
老齢幼虫によるシバの被害
発 生 生 態
ア.種 類
スジキリヨトウ幼虫
(体長:25〜30mm)
スジキリヨトウ成虫
(体長:10〜15mm)
イ.発生消長
ウ.発生しやすい条件
シバの刈り込みを頻繁に行わないところでは、発生が多くなる。
発生予察方法
ア.調査時期・場所
シバほ場 : 7月下旬〜10月下旬
イ.調査方法
○手順
ほ場内に1a程度の定点を1か所設ける。
定点内を端から端まで歩いて幼虫の有無、幼虫による被害の有無、シバの葉先に産卵される卵塊数を7〜10日間隔で調査する。
調査結果の診断と防除
防除方法
ア.発生調査に基づく防除方法
○ 使用薬剤は地域の防除暦を参考にする。なお、農薬の登録情報は刻々と変わるので注意が必要。最新の情報は農林水産省ホームページより確認できる。
イ.予防防除及び耕種的簿除
○7月下旬〜9月下旬の卵塊の産卵される時期にシバの刈り込みを頻繁に行うことで被害を軽減することができる。