アブラナ科野菜全般・ヨトウムシ類
被 害
キャベツの被害
発 生 生 態
ア.種 類
ヨトウムシ若齢幼虫
ヨトウムシ老齢幼虫
ハスモンヨトウ若齢幼虫
ハスモンヨトウ老齢幼虫
シロイチモジヨトウ老齢幼虫
(緑色系、体長:30mm)
シロイチモジヨトウ老齢幼虫
(藍色系、体長:30mm)
イ.発生消長
ヨトウムシ発生消長
ハスモンヨトウ発生消長
シロイチモジヨトウ発生消長
ウ.発生しやすい条件
夏季高温乾燥条件で発生が多い傾向がある。
発生予察方法
ア.調査時期・場所
5〜10月・被害植物:
イ.調査方法
○手順
@被害の確認:ほ場を歩いてほ場全体で被害の有無を調査する。
A幼虫の種類と寄生虫数:被害がみられたら、なるべくほ場全体に散らばるように被害株を20株選び、幼虫の種類別に20株当たりの合計虫数を調査する。
調査結果の診断と防除
防除方法
ア.幼虫の見分け方に基づく防除法
○ヨトウムシと判定されたら薬剤による防除を行う。なお、若齢幼虫にと老齢幼虫では薬剤が異なる場合があるので注意する。
○ヨトウムシ、ハスモンヨトウ、シロイチモジヨトウでは登録が別々なので注意する。
○使用薬剤は各地区の防除暦や県作成の主要農作物病害虫防除暦等を参考にする。なお、農薬登録情報は刻々と変わるので注意が必要。最新の登録情報は農林水産省ホームページより確認できる。