トマトキバガのまん延防止について                      

 令和4年3月に、南アメリカ原産の重要害虫である「トマトキバガ」が長崎県で初めて確認されました。
 トマトキバガは、海外ではトマトにおいて大きな被害をもたらし、その他ナスやバレイショ等のナス科植物の被害も確認されています。トマトキバガのまん延防止に向けて、農薬による防除、被害を受けた葉や果実の適正な処分にご協力をお願いします。

トマトキバガ啓発チラシ[PDFファイル]


トマトキバガの対策について
 
 これまでトマトキバガに登録のある農薬が無いため、植物防疫法第29条第1項の規定に基づき、本県では、国により選定された農薬を用いて防除をお願いしていましたが、トマトキバガの被害が想定される作物(トマト・ミニトマト)に対しての薬剤が登録されたことから、今後は植物防疫法第29条第1項の規定に基づく防除を終了し、登録農薬による防除をお願いします。

(登録農薬一覧は令和5年11月28日現在)

〇トマトキバガ登録農薬一覧(トマト・ミニトマト]



また、トマトキバガに食害されたトマトやばれいしょ等は、次世代の発生源となりますので、圃場や家庭菜園などで発見した場合には、速やかに除去し、地域のルールに従って適正に処分して下さい。


トマトキバガの誘殺について

 令和4年度 病害虫発生予察 特殊報第1号(R4年4月5日発表)