植物防疫ニュース(速報No.6) 平成16年9月22日
栃木県農業環境指導センター
ハスモンヨトウの防除を徹底しましょう
8月27日に注意報を発表しましたが、その後もフェロモントラップへのハスモンヨトウの誘殺数が極めて多い水準にあります。また、県内各地のいちごハウスで若齢・中齢幼虫の発生が見受けられます。今後、いちごをはじめとした野菜類の被害が懸念されますので、防除を徹底しましょう。
ハスモンヨトウのフェロモントラップへの誘殺状況
◇◆◇◆◇◆ 防 除 対 策 ◇◆◇◆◇◆
(1)早期発見、早期防除に努める。
(2)幼虫が集団でいるうちに、寄生葉を摘み取り処分する。
(3)発生を認めたら、葉裏や株元に届くようにていねいに薬剤を散布する。薬剤の散布に当たっては、
収穫前日数、ミツバチへの影響日数等に注意する。
(4)薬剤抵抗性の発現を防止するため、系統の異なる薬剤を使用し、ローテーション散布を行 う。
(5)施設栽培では、ハウスの開口部に寒冷紗等を張り、外部からの侵入を防ぐ。
(6)雑草にも生息するので、ほ場周辺の雑草を除去する。
◇◆◇◆詳しくは、農業環境指導センターまでお問い合わせください。◇◆◇◆
TEL 028−626−3086
FAX 028−626−3012
http://www.jppn.ne.jp/tochigi/
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