黒星病 Cladosporium carpohilum
1.生態と防除のねらい
枝病斑内で菌糸の形で越年した病原菌が、4月頃から病斑上に分生胞子を形成し始める。分生胞子は雨滴によって果実、枝に運ばれ、30〜40日間の潜伏期間を経て発病する。病原菌の発芽、生育適温は18〜24℃であることから、やや低温多雨条件下で発病が多くなる。発病は枝、葉、果実であるが、葉の発病は概して少ない。
防除対策としては、罹病枝を出来るだけ取り除き、伝染源を少なくすることが重要である。
2.防除法(耕種的防除)
モモの項参照
3.写真
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