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TEL. 0857-53-1345

〒680-1142 鳥取市橋本260

イネ斑点米カメムシ類hantenmai-kamemushi

     

イネ斑点米カメムシ類

被害

斑点米被害ホソハリカメムシ

ホソハリカメムシ、シラホシカメムシ等による斑点米

斑点米被害アカスジカスミカメ

アカスジカスミカメ等による斑点米

発生生態

  1. 種類
    ホソハリカメムシ

    ホソハリカメムシ(体長9〜11mm)

    シラホシカメムシ

    シラホシカメムシ(体長5〜7mm)

    トゲシラホシカメムシ

    トゲシラホシカメムシ(4.5〜7mm)

    アカスジカスミカメ

    アカスジカスミカメ(体長4.6〜6mm)

    アカヒゲホソミドリカスミカメ

    アカヒゲホソミドリカスミカメ(体長5〜6mm)

    斑点米カメムシ類見分け方""
      
  2. 発生消長
    発生消長
    繁殖サイクル
  3. 発生しやすい条件
    1. 周囲にイネ科植物が多い。
    2. 5、6月に高温で適度な降雨がある。
    3. 前年の斑点米カメムシ類の発生量が多い。
    発生の多い雑草地

    発生の多い雑草地(イタリアン
    ライグラス、メヒシバ、ヒエ等)

    調査のポイント

発生予察方法

  1. 調査時期・場所
    時期: 第1回 出穂期〜補揃期
    第2回 その1〜2週間後
    場所: 本田畦畔沿い
  2. 調査方法
    1. 準備するもの 捕虫網(柄の長さ90cm、網の口径36cm)、ビニール袋
    2. 手順        
      1. 本田の畦畔沿いを歩き50回(25回往復振り)振る。        
      2. 捕虫網は、口径の半分程度が穂の中に入るような高さで、左右に振り、すくった部分が重複しないようにする。
      3. すくい取った虫をビニール袋に移す。        
      4. ビニール袋に家庭用殺虫剤を注入する。        
      5. その場で4頭以上いるかどうか数える。 

調査結果の診断と防除

    診断と防除         こんな場合

防除方法

  1. 発生調査に基づく防除法
      防除と診断されたら
        登録のある粉剤を散布する。特に出穂・穂揃い期の2週間後防除と診断された時は、
        安全使用基準に注意して薬剤を散布する。
    防除のポイント1

  2. 予防防除及び耕種的防除方法
    1. 斑点米カメムシ類の多くはイネ科植物で繁殖するので、畦畔や休耕田等の雑草を定期的に刈り取り、密度を低下させる。
    2. 雑草の刈り取りはできるだけ地域一斉で行い、イネの出穂20〜30日前までに行う。
    防除のポイント2


バナースペース

お問合せ先

[稲・麦・大豆関係]
鳥取県病害虫防除所
〒680-1142 鳥取市橋本260
(Tel) 0857-53-1345
Mail: boujyot(at)titan.ocn.ne.jp
※(at)は @ に置きかえて下さい
もしくは
鳥取県農業試験場 環境研究室
(Tel) 0857-53-0721
(Fax) 0857-53-0723

[果樹・野菜関係]
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(Tel) 0858-37-4211
(Fax) 0858-37-4822